INFORMATION 03/18/2026

Rakuten Fashion Week TOKYO 2026 AW 3/17(火)速報

Rakuten Fashion Week TOKYO 2026 AW 3/17(火)速報

「Rakuten Fashion Week TOKYO(Rakuten FWT)2026 A/W」(主催:一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構 (JFWO)は、本日開催2日目を迎えました。

初日3/16(月)に発表されたブランド  –

TOKYO FASHION AWARD 2026「ANTHEM A(アンセムエー)」(18:45~)渋谷ヒカリエ ヒカリエホール ホール A

TOKYO FASHION AWARD 2026を受賞し、ブランド初となるランウェイショーを開催したANTHEM A。デザイナーの鈴木麻莉子は家業である縫製工場を、もうひとりのデザイナーである吉田尚は3件の工場を運営管理しており、コレクションブランドとしては異色の背景を持ちます。その経験と知見を活かしたものづくりはメンズ・ウィメンズともに評価され、なかでも「◯◯スタイル」と形容し難いミクスチャー・スタイルがブランドの持ち味です。

設立5年を迎えた今季は、“新たな自分に出会う2部作の第1章”と位置付け、自分という一人の人間の内面に深くダイブし、あらゆる意識に向き合ったコレクションに。自らを主観的に捉えることで目を背けていた感情や潜在意識を見つけ出し、その矛盾すらも強い表現に変えていきます。

ショーは地響きのような音から始まり、生地の美しさが際立つモノトーンのルックが続きます。音数が増えるにつれ装飾や色数が加わり、ANTHEM Aを特徴づけるミクスチャー・スタイルの数々を披露。膝丈のフレアスカートと細身のシャツ&ニットのクラシックなスタイルもあれば、ヴィヴィッドなグリーンのコートにファーのマフラーをひと巻きしたモードなルックもあり、一人一人のモデルの個性が際立ちます。照明に照らされて輝くゴールドのラッフルフリルスカートにエッセンシャルなブラックのシャツを合わせたスタイルで幕を閉じました。

第2章となる次シーズンでは、“客観的に見た私”がテーマになる予定。今季の“主観的に見た私”と重なり合うことで、新しい自分に出会うストーリーが完成するそう。

初めてのショーについて尋ねられると、鈴木デザイナーは「楽しかった。またチャレンジしたいと思ってるので、より売り上げをつけていきたい。お客様にブラッシュアップした姿を見せていけたら」と笑顔で答えました。

「ハレーションが起きても調和して、新しい流れを生み出せるブランドに」その言葉に、ブランドが示したい明確な姿が詰まっています。

「ANCELLM(アンセルム)」(20:45~)BankPark YOKOHAMA

ANCELLMは今回で2回目となるランウェイショーを横浜市認定歴史的建造物であるBankPark YOKOHAMAで開催しました。

会場は1929年に建てられた銀行だった建物を場所を移して復元したスペース。真っ白な壁や天井とクラシカルな装飾的空間の対比が美しく、“静かで熱い”ANCELLMのクリエーションと呼応します。

今季は得意とする重厚感のある加工ではなく、より軽やかでクリーンな表現を追求。ブランド6年目を迎えて、「今までと異なる表現に挑戦した。服の作り方や動き方を変えて、秋冬だけどより軽やかに、そして動いた時に美しく見えることを心がけた」と山近和也デザイナー。

シルク100%のスカーフを主役にするように首元に巻いたり、肩に大きくかけたり、ヴィンテージライクなアイテムで作るスタイリングの中に艶やかさを感じます。デニム産地として知られる児島にアトリエをおき、ブランドの中心にも常に「デニム」と「加工」がある同ブランド。それらを大切にしながら、今回はウールにも力を入れました。時間を細かく調整しながら洗いをかけたウールのニットは、上品さと肩の力の抜けた柔和な印象を兼ね備えます。

ヴィンテージのアイテムで見つけようと思っても見つからない、普通でいて普通じゃない、絶妙な塩梅のアイテムたち。ハンガーにかけていても美しく、人が着て日常に溶け込むことでさらに光る。業界内だけではなく多くのファンを魅了する理由がそこに詰まっています。

まだまだ自由に未来を描けるまっさらなキャンバスのような、ホワイトのルックでファッションウィーク1日目を締め括りました。

–  本日3/17(火)に発表されたブランド  –

「Global Fashion Collective(グローバルファッションコレクティブ)」(13:00~)渋谷ヒカリエ ヒカリエホール ホール B

*パートナーシップショー

国際的な才能を紹介する国際的なランウェイプラットフォームであるGlobal Fashion Collectiveが、今シーズンもパートナーシップショーとしてランウェイを開催しました。

Eduardo Ramos
©️courtesy of brand
Ao Miyasaka
©️courtesy of brand
Marika Suzuki
©️courtesy of brand

今季はAo Miyasaka、Marika Suzuki、Eduardo Ramosの3ブランドが参加。 Eduardo Ramosはテキスタイルに和のムードも感じさせるゴシックなスタイルを披露。

Ao Miyasakaは情熱的な赤と黒の対比で強いコレクションで会場を魅了しました。背面に般若の仮面が連なるショッキングなドレスも。Marika Suzukiはフェアリーな装飾とシアーな素材で可愛らしさを演出。

異なるバックグラウンドと美意識を持つデザイナーたちのコレクションが交差することで、多様性と国際性を感じさせるランウェイを創出し、現代ファッションにおけるクリエイティブな対話を提示しました。

TOKYO FASHION AWARD 2026 「kiminori morishita (キミノリモリシタ)」(14:00~) 渋谷ヒカリエ ヒカリエホール ホール A

TOKYO FASHION AWARD 2026を受賞したkiminori morishitaがインスタレーション形式で発表を行いました。

「80 pieces of history」と題し、2003年から2026年までのブランドの歩みを象徴する約80着の作品を展示。細部まで間近で見ることができ、服そのものを主役にした演出は、ブランドが大切にするテーラリング技術や染色・加工技術を存分に堪能できます。

会場内は少し先も見えないほど真っ暗。その中央にはランウェイではなく、長い棒に吊るされた服がまっすぐと陳列されています。ブランドのあゆみや服について解説する森下公則デザイナーの録音された音声がBGMとして流れ、それをガイドにして服の上に設置されたライトが光っていきます。アーカイブ作品を含めた今回の展示は、ブランドのコレクターだった顧客から寄贈されたものも数多く含まれます。

「ブランドと感性が合う誰かが手に取り、その偶然の積み重ねで作られていくもの。デザイナーにできることはほんの少しで、誰かの背中を少しだけ押すということ。これからも誰かのための一着を作っていきたい」。ループするBGMの音声は、こうした未来へと続く言葉で締めくくられました。

「HOUGA(ホウガ)」(16:00~) 8 Gallery & Studio

毎回ストーリー性のある独自の世界観でコレクションを発表してくれるHOUGA。「Our Playground」をテーマにした今季は、固定概念にとらわれない実験的な演劇形式“Off-Off-Broadway”を着想源に、ファッションと演劇の両面からHOUGAが描く“夢と現実を繋ぐ自由な精神”を体現しました。

会場はまさに小劇場のようにコンパクトなギャラリー。役者(=モデル)と観客はドキドキするほどの至近距離で、時に向かい合ったり、目を合わせたりすることにより、通常のランウェイとは別の緊張感や親密さが生まれます。

「雲の上はいつも晴れ」というハッとする事実をキーワードに、視点を変えると見えてくる希望や美しさがアイテムに込められています。まるで雲の上にいるかのようなふわふわ・きらきらのニットやファーアイテムは、HOUGAらしいプレイフルさとひと匙の奇妙さで、独特のかわいさを醸し出します。くしゃっと丸めた紙くずはパンツやジャケットに。落ちてしまったフォークはヘアピンやブローチに。ふとした日常の、たとえがっかり落ち込んでしまう出来事でも、捉え方次第でハッピーな物に変えられる。HOUGAの小劇場で気持ちのままに自由に演じた役者たちからは、そんなメッセージを受け取りました。

本日最後のショーは「agnès b. (by R)(アニエスべー)」 (19:00〜)フランス大使館

楽天グループ株式会社が、日本のファッションシーンを盛り上げ、その魅力を世界へ発信するプロジェクト「by R (バイアール)」にて、agnès b.がショーを開催しました。詳細は明日の速報レポートに掲載いたします。
デザイナーのアニエス・トゥルブレ自身が撮影した写真を用いたピースなど、全35型の「by R」限定商品がRakuten Fashionにて発売中。下記ページよりぜひご覧ください。

agnès b. (by R)についてはこちら:
https://brandavenue.rakuten.co.jp/contents/fashionweek/trend/2026aw002/