[KANEMASA PHIL.] 初参加アンケート|TOKYO FASHION AWARD 2025 受賞
ブランドや服作りについて
── ブランドのコンセプトや服作りを通して伝えたいことは?また、提案したい男性像・女性像はありますか?
KANEMASA PHIL.は、1964年創業のカネマサ莫大小株式会社より発足した歌山県和歌山市を拠点にする丸編みニットメーカーのオリジナルブランドです。 ハイゲージに特化した独⾃の編機、様々な柄を⾃由に表現できるジャガード機、これらの編機を⾃在に操る特有の技術、職⼈技を未来に存続させるために、2021年SSシーズンから、自社ブランド KANEMASA PHIL.は誕生しました。全て自社のジャージ生地を使用したコレクションです。 着心地が良く、リラックス感のあるスタイルで、未来のスタンダードとなるような洋服を目指しています。 単に、良いモノ、美しいモノ、面白いモノ、表層的な部分だけではなく、本質的な意味でプロダクトの背景まで興味を持ってもらえたら嬉しいです。
── クリエーションにおけるインスピレーション源、コンセプトメイキングの方法は?
建築、アート、工藝、映画、音楽など、あらゆるクリエーティブな要素からインスピレーションを受け、シーズン毎にテーマを設定し、 カラーリングからスタイリングを構築しております。素材は、全て自社のジャージ生地でコレクションを創り上げてます。
── 現在の取り扱い店舗を教えてください。また、ブランドのファンはどのような人たちですか?
国内は、約50店舗ほどの展開となっております。 全国各地にございます。 海外は、約10店舗ほどの展開です。 アジアが中心で北米、欧米にも1店舗ずつ卸先がございます。 ブランドファンは、20代~50代の男女と、幅広い年齢層の方々に着用頂いております。










2025 A/Wについて
── Rakuten Fashion Week TOKYO 2025 A/Wへの参加の動機は?
ファクトリーブランドの枠を超えたクリエイティブの発信を試みたく参加しました。
── 2025 A/Wシーズンのコンセプトやイメージを教えてください。
2025年A/Wシーズンのイメージは、改めて洋服の歴史にフォーカスし、近現代のダンディズムに大きな影響を与えたイギリスのファッション史、あるいはロイヤルワラントから、アイテム、カラー、ディテールを抽出し、ブリティッシュトラディショナルスタイルを自社のジャージ生地でモダンに表現しています。
今後
── ブランドとしての展望を教えてください。
今後も、より多くのお客様に我々のプロダクトを提供していきたいので、国内直営店舗や海外での卸を拡大していきたいです。









