Rakuten Fashion Week TOKYO 2027 SS 9/1(火) 速報
「Rakuten Fashion Week TOKYO(Rakuten FWT)2027 S/S」(主催:一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構 (JFWO))は、本日開催2日目を迎えました。
– 初日8/31(月)に発表されたブランド –
「ENFÖLD(エンフォルド)」(19:30~)寺田倉庫G1-5F
初日のラストを締め括ったのは植田みずきデザイナーが手がけるENFÖLD。前シーズンENFÖLDとしては初めてRakuten FWTに参加し、大人の女性に支持されるブランドとしてファッションウィークでもその存在感を示した。
今回は「WRAPPING STRUCTURE」をテーマに建築の構造に着目し、独自のシルエットを際立たせたコレクションに。「建築を見るのが好きで、よく海外にも見に行く。建築の内側まで掘り下げたら、面白いレイヤードになると思った」と植田デザイナー。
シアー素材のアイテムでスタイリングを覆ったり、身体のラインを思わせるグラフィックを重ねたり、建築を構成する「内臓部、骨組み、表皮」という3つのレイヤーを身体と衣服の関係へと置き換え、建築物のシルエットだけではなくその中にある内容物にも視線を向けた。
ブランド立ち上げから一貫して鮮やかな色使いがアイデンティティだが、今回はそこに改めてフィーチャー。メキシコ人建築家ルイス・バラガンの作品からインスピレーションを得たカラーを採用し、ビビッドなピンクやブルー、イエローなどの様々な色を大胆に組み合わせた。会場は天王洲・寺田倉庫。天井が高く広々とした無機質な空間だが、ルイス建築のように柱をカラフルにラッピングすることでテーマを具現化したブランドらしい空間演出に。
建築の骨組みや人体の血管のようにも見えるラストルックのグラフィックを手掛けたのは、グラフィックデザイナーの山口崇多氏。直線的な建築を有機的に表現した。足元を支えるのは、伝統的な履物を現代的な視点で再構築するプロダクトブランド「goyemon」とコラボレートした雪駄。ウェアのフォルムに呼応するように、フロントのミッドソールを前方へ突き出したシルエットに仕上げた。シアータイツと合わせるのがENFÖLDらしい着こなしだ。
さらに今回はメーキャップブランド「NARS」がバックステージをサポート。ウェアの鮮やかなカラーリングを引き立たせるために、モデルの目元をブラックに縁取り、チークやリップは低彩度に。ウェアに合わせたイエローのリップは植田デザイナーのこだわりだという。
ネクタイをシャツからIN&OUTさせたり、反対色を自由自在にスタイリングさせたり、ENFÖLDのスタイルからはリアルに学べるポイントも多い。
– 本日9/1(火)に発表されたブランド –
*パートナーシップショー
「Global Fashion Collective(グローバル ファッション コレクティブ)」(14:00~)渋谷ヒカリエ ヒカリエホール ホール B
クリエイティブなデザイナーを支援することに特化したプラットフォームGlobal Fashion CollectiveがRakutenFWTで9回目となるランウェイショーを開催。世界各地の多様なファッション都市で革新的なランウェイショーケースをプロデュースしており、今回はNar Rew Ekar、PERRY JONES、SHINOの3ブランドが参加した。
「SHINO」は日本独自のカルチャーである「ヴィジュアル系」をファッションに昇華させたブランド。百獣の王や宝石のように輝く昆虫を思わせるダイナミックなピースでホールBを輝かせた。
「Nar Rew Ekar」はカリフォルニアの先住民族にゆかりがあるShoshoniが手がけるブランド。シェルやラインストーンを組み合わせたドレスは伝統と革新性をミックスさせた新鮮なコレクションに。
「Perry Jones」はラグジュアリービスポークを展開するアメリカ発のブランド。きらめくジャケットやロングドレスなど、レッドカーペットに映えるウェアが目白押し。コレクションを印象付けた赤は家族の絆、シルバーは輝く月をイメージしたものだという。
*パートナーシップショー
「BENCH/ Presents Threads of Dreams (ベンチ/ プレゼンツ スレッズ オブ ドリーム)」(15:00~)渋谷ヒカリエ ヒカリエホール ホール A
フィリピンを代表するライフスタイル・ファッションブランド「BENCH/」が手がける合同ランウェイショー「Threads of Dreams」。フィリピンと日本の国交樹立70周年を記念した本ショーでは、「レット・イーラ」、「ジャギー・グラリーノ」、「ジョーイ・サムソン」の3ブランドが日本で初となる発表を行った。
「レット・イーラ」は母の日本旅行の記憶からものづくりをスタート。アンティーク着物やボロからインスパイアされたテキスタイルで日本とフィリピンの文化の融合を表現した。
「ジャギー・グラリーノ」は南国の鳥を思わせるヴィヴィッドカラーをアクセントに用いたり、バナナをモチーフにしたオブジェを背負ったり、エネルギッシュなコレクションに。パーソナルな視点から生まれたクリエイションだという。ショー後は笑顔で「日本でショーができてとても光栄」とコメントした。
「ジョーイ・サムソン」は和傘を使った演出で日本とフィリピンの絆を表現。こちらも日本文化へのリスペクトを表し、着物から着想を得たテキスタイルで仕上げたドレスや帯のようなリボンモチーフでモダンエレガンスを表現した。
「support surface(サポート サーフェス)」(17:00~)竹芝ポート
会場で配られているリリースに添えられたのは、「ordinary shift 普通からの静かな移行 当たり前の その先へ」という言葉。今季は特に「最高の技術を日常に落とし込む」ということをモノづくりの上で意識したという。
研壁デザイナーがキーワードに掲げたのは、サックスブルーのストライプ、リネン、レース。ファーストルックで登場したサックスブルーのストライプのシャツ地はデザイナーが好きだと語るテキスタイルの一つ。それをワンピースやスポーティーなジップアップジャケット、立体裁断の技術が光るトップスなどさまざまな形に昇華させた。
リネンはブランドとしてあまり使ってこなかったが、コットンやシルクとの混紡生地を使うことで新たな表情に挑戦。レースは日常遣いできるよう、春夏らしい優雅な軽やかさとしてコレクションにプラスした。
最後は研壁デザイナーが顧客を含む来場者に向かってマイクを通して挨拶するのが恒例だ。社会情勢に触れることも少なくないが、今回は洋服におけるメイドインジャパン比率の減少について言及。 「90年代には50%あったが、今は2%に減っている。分かってはいたが残念」。モノづくりの99%を日本で行なっているというサポート サーフェスは、ブレない美しさと顧客と向き合う真摯なクリエイションで日本のものづくりを支えている。
「MITSURU OKAZAKI(ミツル オカザキ)」(18:30~) PLAT SHIBUYA
電車を待っていたときに義理の父が発した「奇妙な光景だね」という言葉が今季の出発点。彼が指したのは、ほとんどの人がうつむきながらスマホを操作している仕草だった。その「奇妙な光景」というキーワードからミヒャエルエンデの名作『モモ』に登場する灰色の男たち“時間泥棒”を連想し、そのエッセンスとクリエーションに落とし込んだという。
ファーストルックはスマホを見ながら歩いてくる男性。画家の石田徹也が描く、荷造り紐で縛られたサラリーマンから着想を得た“縛り”セットアップを着て虚な表情で歩いていく。
トップスの中央にぐるりと円を描くように配置された襟のデザインは、モモが時間泥棒に追いかけられている回廊のシーンをイメージした。襟に縫い付けられたシルバーの物体は生地ではなく、飴の袋の裏側のシルバーの部分。「近所のスーパーでポテトチップスの白黒パッケージを見た時に、奇妙な光景だなと思った。そこから思いついてお菓子のパッケージを縫い込んでみた」という驚きの種明かしも。
「せっかくおしゃれして歩いてるのに、スマホ見て下を向いてるのはもったいない」というデザイナーの言葉にハッとし、メモをしていたスマホから目線を上げて、その笑顔を目に焼き付けた。
Rakuten FWT公式スナップ隊が出動
今季もRakuten FWTの公式スナップ隊によるスナップを実施中。会場にて素敵な装いの来場者を撮影し、Rakuten FWT公式Instagramアカウント(@rakutenfwt )にて毎日投稿しています。
海外ゲストとして招聘しているフォトグラファーのJimin Jeon氏(@jiminphoto)がスチールのスナップを担当しています。
もし声をかけられたら、ぜひご協力をお願いします。
オフィシャルメディア「WWDJAPAN」一般招待企画を実施
Rakuten Fashion Week TOKYOオフィシャルメディアであるWWDJAPANと連携し、抽選により一般の皆様をファッションショーにご招待する企画を今季も実施しました。
今回も多くのブランド様のご協力により、「ファッションショーを実際に観てみたい」という思いを持った一般の方々をご招待することが出来ました。





















