INFORMATION 09/03/2026

Rakuten Fashion Week TOKYO 2027 SS 9/3(木)速報

Rakuten Fashion Week TOKYO 2027 SS 9/3(木)速報

「Rakuten Fashion Week TOKYO(Rakuten FWT)2027 S/S」(主催:一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構 (JFWO))は、本日開催4日目を迎えました。

– 前日 9/2(水)に発表されたブランド –
「yushokobayashi(ユウショウコバヤシ)」(20:00~)渋谷ヒカリエ ヒカリエホール ホール A

「TOKYO FASHION AWARD 2026」を受賞したyushokobayashiがRakuten FWTで2回目となるショーを開催。普段は演劇の演出などを手がける岡本昌也氏が今回もショーの演出を担当した。テーマは「Mermaid’s Tears」。海藻や朽ち果てた宮殿の柱、海のあぶくをイメージした会場セットは、人魚姫たちの住処を思わせる。「裕翔くんはずっと地下にいると思っていた」と知人に言われたことがきっかけで人魚姫というテーマに辿り着いたという。

彼らが作るショーには毎回物語がある。地上に上がった人魚姫たちは、憧れの地を踏み締めた代償にさまざまな悲しみを知る。頬を伝う雫が海水ではなく涙というものだと理解した時、悲しみという感情に出会う。海底に戻ってきた彼女たちの頬には涙の跡が。回廊の中を漂う二人の人魚姫は、まだ地上を知らない。ショーのラストでは靴を脱ぎ、突き刺すような痛みを感じながらも自らの足で恋焦がれた地上に登っていく。その先の結末を知る姉妹たちは、そっと見守っているはずだ。

つやめく鱗のようなスパンコールドレス、お友達みたいなタコのニットバッグ、宝物を寄せ集めたようなレースのパッチワークのパーカなど、淡くきらめくアイテムがコレクションを彩る。今回はいつもよりポップで明るい表現にしたかったと小林デザイナー。ただ、暗い水族館にいるような、どこか底からひんやりとするような感覚は変わらずにあった。

カッティングを立体的にしてみたり、強みであるニットは春夏らしくコットンで仕上げたり、今までよりもクリエイションの表現の幅が広がったように見える。今季から布帛を小林デザイナーが、ニットを上原デザイナーが手がけることで、よりブランドに深みが出た。

「もっともっと大きな場所で、そしていろいろなことをやっていきたい」と晴れやかな顔で語るyushoチーム。「私は何と引き換えに、地上に上がれるのだろうか」と小林デザイナーが綴ったリリースには記されていたが、来場したyushoガールズの楽しそうな笑顔を見れば、今この瞬間この場所は、彼女たちにとっては光り輝く天上なのではないだろうか。

– 本日9/3(木)に発表されたブランド –
*パートナーシップショー
「TAIWAN SELECT(台湾セレクト)」(11:00~)渋谷ヒカリエ ヒカリエホール ホール B

台湾紡拓会(Taiwan Textile Federation:TTF)が企画・運営する、台湾のファッション産業を世界に発信するためのプラットフォーム「Taiwan Select」が、S’ranouirとYentityの合同ショーを開催。テイストの違う2ブランドが台湾ファッションの今を見せた。
ブラック&ホワイトで魅せたS’ranouirは、台湾の工芸家が手がけたオリジナルの金具を使用し、何通りにも着られるデザインに。

フードを外したらケープになるなど、可変的なシルエットにオリジナリティを感じる。Yentityは女性が仕事でも快適に着られるワーク&エレガントなウェアを提案。ユングが提案した「アニマとアニムス」を着想源にした。ラストを飾ったレモンと花瓶のプリントは、デザイナー自身が撮影した写真をベースにしたものだという。

「RequaL≡(リコール)」(12:00~)渋谷ヒカリエ ヒカリエホール ホール A

ブランド設立10周年を迎えた節目の年となったRequaL≡は、2023 A/Wシーズンぶりにショーを開催。ブランドが歩んできた10年間とその原風景を再構築するプロジェクトとして位置付けたこのショーのテーマは「(re)code × (re)member」。過去と現在のRequaL≡を重ね合わせることでブランドの本質を問い直したという。“記憶とコードを書き換える”をキーワードに、過去・現在・未来という時間軸を横断しながら、10名のクリエイターと協業したメモリアルなショーだ。

土居デザイナーが憧れ続けている「バナル シック ビザール」の中川氏や、同世代で活躍する「KEISUKEYOSHIDA」吉田氏、同郷というゆかりがある「オーバーレース」など、彼が憧れていたり、一緒に歩んできた人々と共に作り上げた。
「ファッションがなければ自分じゃない。仕事というより生き方そのもの。自分の生活を大事にしながら、愛情を持って自分もブランドも大切にしていけたら」と語った土居デザイナー。囲み取材では質問を投げかけた記者の近くに歩み寄り対話をするかのように答えるなど、その人間性が10年続いたブランドの力を物語っていた。
ショーの最後にランウェイを駆け抜けていった土居デザイナーが身につけていたのは、AIグラス“Meta Glasses”。ここで撮影された土居デザイナー視点の動画は今後SNSで公開される予定なので、お楽しみに。

「MIZEN(ミゼン)」(13:30~)IMAGE STUDIO 109 yotsuya studio

2回目の参加となるMIZENは「WHAT 38CM TELLS」をテーマに、ブランドの軸となる3つのパターンをプレゼンテーション形式で披露した。

MIZENのアイデンティティでもある反物は全国で生地巾が38cmに統一されており、その制約の中でどのように洋服を仕立てているのかをムービー&モデルプレゼンテーションで解説。生地を斜めに使う「スラッシュ」、肩を覆うケープ状にカットする「ホライズン」、襷掛けのような「サッシュ」の3つの独自パターンを用いて、反物をブラトップやコートなどモダンな洋服へと仕上げた。

「Haute Mode Hirata(オートモード平田)」(15:00~)有限会社 オートモード平田

一年前の2026 S/Sシーズンに「帽子が主役」のファッションショーを開催し多くの反響を呼んだHaute Mode Hirata。今回はより親密な空間を舞台にプレゼンテーション形式で新作を発表した。前回と同じく帽子を主役にトータルスタイリングで帽子の魅力を提案。

©️courtesy of brand

会場となったのはブランドのアトリエ兼オフィス。saki et showやH.at、Akio Hirata OHKOの作品が展示され、まるで帽子の美術館のような空間に。中庭にはたくさんの真っ白な帽子が宙に浮くように等間隔に吊るされている。これは2011年に表参道のスパイラルで開催した展覧会で披露したインスタレーションのセルフオマージュだという。

モデルたちはゆっくりとした歩みで、まるで美術館の作品を鑑賞するように帽子を眺めながら進んでいく。ショーリリースやグラスを片手に優雅に歩く姿が印象的だが、やはり目が向くのは顔まわりだ。頭にそれが乗るだけで全身が洗練する。その視線まで物語性を帯びるような、不思議な力がHaute Mode Hirataの帽子にはある。

今回はATTACHMENTの榎本氏、AKIKOAOKIの青木氏といった気鋭デザイナーが衣装協力を行った。

「C JEAN(シージーン)」(17:00~)渋谷ヒカリエ8階 8/ COURT

台湾を拠点に活躍するブランドC JEANが東京で初となるプレゼンテーションを開催。服が生まれる過程を臨場感のある演出で観客に伝えた。会場にはアトリエの作業風景を再現。スタッフはミシンを踏んだり、トルソーと向かい合ったり、仕事場の日常を描き出している。モデルが会場奥から出てくるとデザイナーがヘアメイクの指示を出し、その場でメイキャップを実施。シンプルなワンピース型のトワルにフリルを加えたりカッティングを施すことで、完成形へと仕上げていく様子を実演した。

「CHARINYEH(チャーリンイェ)」(18:00~)渋谷ヒカリエ ヒカリエホール ホール B

台湾で40年以上の歴史を持つデザイナーズブランドCHARINYEHがRakutenFWTに初参加。クリエイティブディレクター葉珈伶(イェ・チャーリン)が来日し、東京で初となるショーを開催した。コレクションテーマは「Island Tides」。海に囲まれた台湾ならではのリラックスした空気感で、海の生物のモチーフを散りばめたユーモアのあるコレクションを作り上げた。

澎湖(ポンフー)のタコ、希少なシロイルカやサンゴなど、台湾の海に生きる動物たちをシルエットや装飾で表現。タコの足は立体的なスカートになったり、サンゴはトゲトゲのニットアイテムになったり、キュートなクリエイションに思わずクスッと笑ってしまう。

今回東京で発表した理由について問われると「40年かけて台湾国内の市場を広げたが、外を見てみたくなった。ファッションウィーク参加をきっかけに、台湾カルチャーを世界に発信したかった」と疲れを見せない笑顔で回答。現在台湾では直営店を含めて23店舗で取り扱われているという。御年75歳というイェ デザイナーの活力に、ファッションウィーク4日目で疲れが見えてきた取材陣は元気を分けてもらったようだ。

C JEANが作品展示「THREE QUIET ROOMS」を開催中

本日プレゼンテーションを開催したC JEANが、渋谷ヒカリエ 8F 8/CUBE 1,2,3にて作品展示「THREE QUIET ROOMS」を開催中。台湾の漆芸家・王清霜(清三/旭日双光章受章)の漆芸を現代の服へと翻訳した作品、および王清霜、その息子である王賢志、そして孫の王峻偉との三代にわたる共作によるバッグを発表します。

また、京都染元しょうび苑の臈纈(ろうけつ)染職人・上林博之と協働し、氏が自ら染めた臈纈染の生地で服を構成し、工芸と現代の服の新しい関係を提示します。会場では間近で作品を見ることができるので、ぜひその目で美しさを感じてください。

Screenshot

日程:9月3日(木)〜9月4日(金)
会場:渋谷ヒカリエ 8F 8/CUBE 1,2,3
主催:C JEAN
入場:無料
公式Instagram:https://www.instagram.com/cjean_official/

「Pickyou」招待のインフルエンサーがショーの様子を投稿

先シーズンに引き続きCtoCマーケットプレイス「Pickyou(ピックユー)」とタッグを組み、 Rakuten FWTのリアルをZ世代の視点で切り取り発信していただいています。

今回はPickyouが選んだファッションインフルエンサーを11ブランドのショーに招待。各々のアカウントでショーの様子やスタイリングなどを投稿予定です。