RakutenFWT 2024 A/W | 全体速報 Report
「OPEN,FASHION WEEK」をテーマに
TOKYOファッションの魅力を伝えた1週間
「Rakuten Fashion Week TOKYO(以下Rakuten FWT)2024 A/W、(主催：一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構 以下 JFWO)は、公式会場の渋谷ヒカリエ、表参道ヒルズを中心に、3月10日(日)のFPT凱旋イベント&オープニングパーティーを含む3月11日(月)〜3月16日(土)に開催しました。期間中に35のフィジカル発表、8のデジタル発表、計43のショーやインスタレーションが実施されました。
「Open,Fashion WEEK」の年間テーマにふさわしく、参加ブランドの協力のもと、一般が参加できるショーやインスタレーションの機会を多く創出。広くTOKYOのファッションの魅力を伝え、だれもが楽しめるファッション・ウィークをめざした一週間となりました。
「Rakuten Fashion Week TOKYO 2024 A/W」シーズン参加ブランド一覧
フィジカル発表35ブランド(発表順) ●初参加ブランド
1, M A S U /エムエーエスユー(FPT)
2, HIDESIGN /ハイドサイン
3, pays des fees/ペイデフェ
4, Chika Kisada/チカ キサダ
5, KAMIYA/カミヤ
6, SHINYAKOZUKA /シンヤコヅカ(TFA)
7, TANAKA /タナカ
8, FAF/エフエーエフ(TFA)●
9, HOUGA/ホウガ
10, HARUNOBUMURATA/ハルノブムラタ
11, Kota Gushiken/コウタグシケン(TFA)●
12, VIVIANO/ヴィヴィアーノ
13, t anakadaisuke/タナカ ダイスケ(TFA)
14, YOHEI OHNO/ヨウヘイ オオノ
15, JOTARO SAITO/ジョウタロウ サイトウ
16, MIKAGE SHIN /ミカゲシン
17, FETICO/フェティコ
18, KANAKO SAKAI/カナコ サカイ
19, WILDFRÄULEIN/ヴィルドホワイレン
20, PHOTOCOPIEU/フォトコピュー(TFA)●
21, TAE ASHIDA /タエ アシダ
22, AKIKOAOKI /アキコアオキ
23, MURRAL /ミューラル
24, Queen&Jack /クイーン アンド ジャック
25, MIKIO SAKABE /ミキオサカベ
26, mister it./ミスターイット(TFA)●
27, HEōS/へオース
28, meagratia/メアグラーティア
29, support surface /サポートサーフェス
30, Marimekko/マリメッコ(by R)※FINLAND●
31, HAENGNAE/ヘンネ(TFA)●
32, Global Fashion Collective/グローバル ファッション コレクティブ 1 ※CANADA
33, Global Fashion Collective/グローバル ファッション コレクティブ 2 ※CANADA
34, SOSHIOTSUKI /ソウシオオツキ(TFA)
35, anrealage homme /アンリアレイジ オム●
デジタル発表8ブランド(発表順)
1, 08sircus/08サーカス
2, IRENISA/イレニサ
3, HOLO MARKET/ホロマーケット
4, WIZZARD/ウィザード
5, HYKE /ハイク
6, mintdesigns /ミントデザインズ
7, CHONO /チョノ
8, DRESSEDUNDRESSED /ドレスドアンドレスド
2024 A/Wシーズン コレクション発表ハイライト
日本のファッションシーンをエンパワーメントするプロジェクト「by R(バイアール)」
世界中で広く知られているフィンランドのデザインハウス 「Marimekko」(マリメッコ)日本初のランウェイショーを開催
今シーズンも、冠スポンサーである楽天グループ株式会社(以下「楽天」)が、日本のファッションシーンをエンパワーメントするプロ ジェクト「by R(バイアール)」にて、フィンランドのデザインハウス「Marimekko」が、日本初となるランウェイショーを実施。アイコニックな花柄「ウニッコ」が今年で60周年を迎えた同ブランドの24 AWコレクションには大きな注目が集まりました。 コレクションには様々な手法で「ウニッコ」柄が登場し、ブランド初となるデニムライン「マリデニム」も発表されました。また、ブランドの「by R」への参加を記念して、楽天が運営するファッション通販サイト「Rakuten Fashion」で限定商品を販売し、大好評を得ました。
「Marimekko(マリメッコ)」
©Courtesy of brand
今24 AWシーズンは、過去にTOKYO FASHION AWARDやJFW NEXT BRAND AWARD、by Rなどのプロジェクトを通して、東京のファッション・ウィークに参加したブランドの継続や再参加も多く、初参加から実力のあるブランドまで、層の厚さを感じられるラインナップとなりました。次ページ以降にその他のハイライトを紹介します。
■支援プログラムから注目ブランドが続々
・FASHION PRIZE OF TOKYO 2024受賞ブランド凱旋イベント
24 AW会期の前夜3月10日(日)、「M A S U(エムエーエスユー)」がパリで発表したコレクションの、日本での凱旋イベントとして、FASHION PRIZE OF TOKYO 2024 WINNER’S EVENT “THE CINEMA“を、公式会場渋谷ヒカリエ ヒカリエホール Aにて開催。パリでの発表映像と、24 AWコレクションを着たマネキンによるインスタレーションを行いました。Rakuten FWTのオープニングパーティを兼 ねた本イベントには、一般を含む多くの方が来場し、翌日から始まるファッション・ウィークへの高揚感をさらに高めました。
・TOKYO FASHION AWARD 2024受賞ブランド凱旋(発表順)
「TOKYO FASHION AWARD」の第9回受賞デザイナーが、公式会場渋谷ヒカリエ ヒカリエホール Aにてコレクションを発表しました。各ブランド個性的な発表方法でコレクションを披露し、大きな話題を集めました。
・JFW NEXT BRAND AWARD 2024
グランプリ受賞ブランド「KANAKO SAKAI(カナコ サカイ) 」
JFWO主催のブランドサポートプログラム「JFW NEXT BRAND AWARD 2024」グランプリ「KANAKO SAKAI」が、公式会場渋谷ヒカ リエ ヒカリエホール Aで、先シーズンに引き続きショーを開催。これまで触れずにいた「女性性」に向き合ったという今シーズンは、前シーズンのブランドを紹介する意図から、自身の内面をより深く表現するという意図へ変化させたショーとなりました。
©KANAKO SAKAI
審査委員特別賞受賞ブランド「fluss(フルス)」
審査員特別賞を受賞した「fluss」24 AWコレクションの一部が、会期前日の3月10日(日)から3月16日(土)まで、公式会場ヒカリエ 9階アトリウムで展示されました。会期初日、同会場にてモデルを使ったプレゼ ンテーションを実施。少年ぽさとエレガントさのギャップが繊細な、ファンタジー感あるコレクションを発表しました。
・学生支援_エスモード・東京校 2024 卒業ショー
「ESMOD Tokyo 2024 GRADUATE COLLECTION」への会場提供
グランプリ・最優秀モデリズム賞・最優秀スティリズム賞を 獲得した小田 菜南子さん
Rakuten FWT 24 AWの関連イベントとして、会期終了後の3月17日(日) に、公式会場ヒカリエ ヒカリエホールAで、エスモード・東京校、総勢29名の卒業生の作品によるランウェイショーを開催。
コンセプトである「Bon Appétit(ボナペティ:召し上がれ)」を通して表現した、個性的な作品が発表されました。
■TOKYO FASHION AWARD、JFW NEXT BRAND AWARD受賞ブランド、およびby R にて過去シーズンに発表した実力派ブランドが多数参加(発表順)
近年の東京のファッション・ウィークでアワード受賞やby Rを通して注目を集め、現在活躍中の実力ブランドが多数参加し、見ごたえのあるショー・インスタレーションが展開されました。
IRENISA(小林 祐 / 安倍 悠治 TFA 2023 )
Chika Kisada (幾左田 千佳 TFA 2017 ・ by R 2023 A/W)
TANAKA (タナカサヨリ/ク ボシタアキラ TFA 2023)
HARUNOBUMURATA (村田晴信 TFA 2022)
VIVIANO(ヴィヴィアーノ スー TFA 2023)
YOHEI OHNO (大野陽平 TFA 2017)
FETICO (舟山 瑛美 TFA 2023 ・ NBA 2023)
AKIKOAOKI (青木明子 TFA 2023)
■今季デビューとなった「anrealage homme(アンリアレイジ オム)」
「ANREALAGE(アンリアレイジ)から、新メンズブランド「anrealage homme(アンリアレイジ オム)」が今季デビューし、最終日ラストのランウェイショーを飾りました。
同ブランドでは、自身の原点に目を向けた服作りを試みて行くといい、その象徴となるような、手仕事がふんだんに施された作品を発表。大きな話題となりました。
■デジタル発表8ブランド
24 A/Wシーズンは、08sircus(森下 公則)、IRENISA(小林 祐/安倍 悠治)、HOLO MARKET(吉田 力)、WIZZARD(佐藤 幸史)、mintdesigns(勝井 北斗/八木 奈央)、CHONO(中園 わたる)、DRESSEDUNDRESSED(北澤 武志)、HYKE(吉原 秀明/大出 由紀子)の計8ブランドが、デジタル発表で参加。それぞれの世界観を表現した、映像やスチールでの発表を行いました。
2024 A/Wシーズン 海外ビジネス強化
■海外からのジャーナリスト等を誘致
Rakuten FWTでは本24 A/Wシーズンより、本格的に海外からのバイヤー・プレス誘致を開始しました。今季は、これまで東京のファッション・ウィークとも関係性があり、東京のファッションへの造詣が深いジャーナリストEugene Rabkin (ユージーン・ラブキン)と Zoe Suen(ゾエ・スーエン)および、TOKYO FASHION AWARD 審査員Nick Wooster(ニック・ウースター)、シンガポール ファッション カウンシルの代表が来日し、ファッション・ウィークを観覧していただきました。
左から:Zoe Suen、Eugene Rabkin、Nick Wooster
左:Singapore Fashion Council CEO_Ting Ting Zhang 右:同行したJapan Business Exchange_Ian Ketsumasa
■TRANOÏとJFWOのパートナー連携を次シーズンにむけて発表
ヨーロッパの歴史あるファッション合同展示会、「TRANOÏ」(Paris Fashion Week Official Tradeshow Partner )は、JFWOとのパート ナーシップのもと、TRANOÏ TOKYO (トラノイ・トーキョー)として東京に進出します。2024年9月4日ー5日には、東京での開催が決定し、去る3月14日(木)にその記者発表が開催されました。国内外約150ブランドの参加を予定しており、Rakuten Fashion Week TOKYO 2025 S/S の会期中の開催となることから、公式会場からアクセスのよいベルサール渋谷ファーストでの実施を予定し、連携していきます。
2024 A/Wシーズン 情報発信強化
■実在モデルの顔学習を用いた新しい手法によるRakuten FWT 初のフルAIシーズンキービジュアルを制作
24年度のテーマ「OPEN,FASHION WEEK」のもと、「解放」を表現した先シーズンの流れから、自然界の5つのエレメント(空・火・水・ 地・風)をモチーフに、人と自然環境が衣服を通じて繋がり、幸福に共生するイメージを「宴」として表現。AIのセレンディピティがなす技と、人間でしかなし得ない感性を活かしたキービジュアルを制作し、公式会場渋谷ヒカリエ、表参道ヒルズにて展開しました。
本キービジュアルは、日本を代表するモデルエージェンシーDONNA MODELSから協力を得て、LalaTakahashi、MariaSosa、Jobey Mitchell等、国内外で活動する3人のモデルを「撮影ナシ」でAIが顔学習を行いビジュアルを制作。近年、ディープフェイクやAIモデルの登場といった肖像権が問題になる中、エージェンシーやモデルの理解を得てAI活用することで、新たなモデルの起用方法、ファッション・クリエイティブの可能性に挑戦しました。また、Rakuten FWTのキービジュアルとしては初のフルAIでの制作となりました。
(空)
(空2)
(火)
(水)
(地)
(風)すべて©JFWO
RakutenFWT2024A/Wキービジュアルムービー
2024 A/W 特設サイトを公開
また、会期前よりキービジュアルをはじめ、一般参加可能なイベントなどの情報を、下記の特設サイトで随時公開していきました。
https://rakutenfashionweektokyo.com/jp/seasonlp/24aw
■「RUNWAY WATCHERS」「MY RUNWAY Gallery」を実施
「Rakuten FWT」では、より多くの方々にファッション・ウィークをリアルに感じていただけるよう、ファッショニスタやインフルエンサーを活用した「DIGITAL VOICE」プロジェクトを今季も実施しました。「RUNWAY WATCHERS」では、ファッション好きのインフルエンサーがグループでショー会場を回り、テーマをあわせた統一感ある着こなしで会場を盛り上げ、熱気や興奮が伝わる投稿を自身のSNSを中心に発信しました。
「RUNWAY WATCHERS」
また、先シーズンに引き続き、フォトグラファーmitograph(ミトグラフ)が独 自の視点で会場・来場者を撮影する「MY RUNWAY」も実施。INSTAGRAM の掲載以外にも楽しんでいただけるよう、新たに開設した「MY RUNWAY Gallery」にて、多くの写真が掲載されました。引き続き、「Rakuten FWT」の SNSやウェブサイトからの発信をぜひお楽しみください。
「MY RUNWAY Gallery」
URL: https://rakutenfashionweektokyo.com/jp/seasonlp/24aw
■ライブ配信・YOU TUBEでの公開
今24 A/Wシーズンも引き続き、 公式WEBサイト で全参加ブランド発表の内容を告知、希望ブランドについてはフィジカル発表の様子をライブ配信しました。アーカイブ映像はすべて以下の YouTube で公開しております。
https://youtube.com/playlist?list=PLeduZQtZfBzpS-kQHRF6yfF82ECyrem-K&si=t2ovbYYUjvdFG832
「OPEN,FASHION WEEK」のテーマのもと一般参加可能なコンテンツを多数実施
■会期前日3月10日(日)「M A S U」 FASHION PRIZE OF TOKYO 2024 WINNERS’S EVENT “THE CINEMA” & Rakuten Fashion Week TOKYO2024A/W “OPEN”ING PARTYを開催
ファッション業界の方々のみならず、事前に申し込みいただいたファッションを愛する一般の方々も多数ご来場いただき、翌日からはじまるRakuten FWT 24A/W への期待や高揚感を高める一夜となりました。
■「Tokyo Creative Salon」のオープニングイベントと連動し、ショーを開催 MIKIO SAKABE(ミキオサカベ)には一般も来場
ファッションとデザインの祭典「Tokyo Creative Salon」のオープニングイベントと連動して、代々木 第一体育館内で「AKIKOAOKI(アキコアオキ) 」・「MURRAL(ミューラル)」・「MIKIO SAKABE(ミキオサカベ)」のショーが開催されました。MIKIO SAKABEのショーは一般にも公開され、約3,000人の来場者が会場を埋め尽くす盛況ぶりとなりました。
© MIKIO SAKABE
■オフィシャルメディア「WWDJAPAN」と連携した一般招待企画の実施
Rakuten Fashion Week TOKYO のオフィシャルメディアであるWWDJAPANとの連携により、「ファッションショーを実際に観てみたい」という思いを持った一般の方々を抽選によりご招待する企画を今シーズン実施しました。参加ブランドの協力を得て、約800人の方をご招待することが出来ました。ファッション・ウィークの年間テーマである「OPEN,FASHION WEEK」にふさわしい企画の1つとして、ファッションを愛する人達で会場がより一層華やかになりました。
■オフィシャルメディア「FASHIONSNAP」来場社SNAP企画
©FASHIONSNAP 左: tanakadaisuke会場にて
右:Marimekko会場にて
3月10日(日)のM A S U凱旋イベント及びRakuten FWT 24 A/Wのオープニングイベントから、3月16日(土)までの開催期間中、オフィシャルメディアのFASHIONSNAPによる、来場者おしゃれスナップを実施。
FASHIONSNAP公式インスタグラム やストリートスタイル FASHIONSNAP にあげていただいきました。
■初の「Denim Run」TOKYOを実施
©tweedruntokyo
2012年に初の公式開催として盛況裡に終わった 「Tweed Run Tokyo」。今回はTokyo Creative Salonと の共催、また広島県福山市のデニム産地の協力を得 て、「Denim Run by Tweed Run Tokyo」として4年半ぶ り、そして東京では初の開催となりました。 3月17日(日)当日はお天気にも恵まれ、多くの方に参 加いただきました。
■J∞QUALITY SPECIAL COLLECTION
会期の前半となった3月11日(月)~3月13(水)、公式会場ヒカリエ8階 8/COURT・CUBEにて、日本の繊維産地の活性化と、純日本製品の拡大を目的に活動する「J∞QUALITY」による展示が行われました。会場には、日本のラグジュアリーゾーンのデザイナーズブランドやファクトリーブランド向けに新設した「J∞QUALITY LUXURY LABEL」の、今年1月にPITTI UOMO(Firenze)、Parisショールームに出展した商品の凱旋展示の他、クラフトマンセレクションを展示しました。
■ONWARD Upcycle Action Project
会期後半の3月14日(木)〜3月16日(土)まで、公式会場ヒカリエ8階 8/COURTにて、回収した自社衣料のデニムを使用し、オンワードグループのクリエイション力・生産技術力を活かして自由な発想で企画・製作したアップサイクルアイテム149点を展示・予約販売しました。社内クリエイターによる作品の他、ゲストクリエイター nisaiの松田直己氏、 Maison Shun Ishizawaの石澤駿氏・ HARU氏による作品も展示されました。
■Algorithm-Formed Kimono
会期後半の3月14日(木)〜3月16日(土)まで、公式会場ヒカリエ8階 8/CUBE にて、現代社会におけるFabricの在り方を提案する“Sync Fabric Studio”(シンク ファブリック スタジオ)の第1弾展示インスタレーションが開催されました。KORI-SHOW PROJECT(主催:山口壮大)と東京国立博物館協力の元、江戸時代の “着物の図案”をジェネレーティブAIで機械学習し、伝統に即しながらも革新的なグラフィックを生成。また、着物の“無駄の無い構造”にも着目し、データシミュレーションを応用。最新のファブリックを用いながらも廃棄率をゼロにしたパターンメイキングを実現し、最新のデジタル機器でプリントした“未知の羽織”を実験的に製作、展示しました。
■TOKYO AI FASHION WEEK を開催
Rakuten FWT 24 AWの関連イベント「TOKYO AI Fashion Week」では、一般のかたも参加できるコンテスト、エキシビジョン、セミナーと3つのコンテンツを開催しました。
・「TOKYO AI Fashion Week – 2024 AW Contest」
2024年2月15日(木)〜3月31日(日)の期間にて、応募から作品投票までを行うTOKYO AI Fashion Week – 2024 AW Contestを 開催。AI画像生成によって作成された作品であること等、応募条件を満たした作品を国内外から広く募集しました。
・「TOKYO AI Fashion Week – 2024 AW Exhibition」
上記コンテストにて集まった作品(国内外応募総数約1900作品)の中から、一次 審査を通過した96作品のうち18作品を、去る3月16日(土),17日(日)の週末に一般に展示・公開しました。また、3月15日(金)より投票を開始。31日(日)まで下記のウェブサイトからどなたでも好きな作品にオンラインで投票が可能です。
TOKYO AI Fashion Week – 2024 A/W Contest作品・投票ページ
https://tokyoaifashionweek.com/pages/2024-aw-collectionlist
3月15(金)にはプレス向けイベントも行われ、翌日からの開催に先立ち作品の観覧と、主催者である株式会社OpenFashion代表の上田 徹氏およびCOO上條 千恵氏により、今回の取り組みや同社が手掛ける生成AI、そしてファッション業界におけるAIの最新事例などについてのセミナーが行われました。
・「ジェネレーティブAIとファッションの未来#3 」セミナーを開催
左から:上田徹、砂押 貴久、古茂田博
上記で開催した「TOKYO AI Fashion Week – 2024 A/W Exhibition」の会場で、日曜日の17日に、セミナー「ジェネレーティブAIとファッションの未来 #3」が開催されました。
Chat GPTをはじめとする生成AIの製品が市場に登場してから早くも1年が経過し、産業革命以来の革新的な技術とされる生成AIが、ファッション業界にどのような影響を与え、また将来的にはどの様に変革していくのでしょうか。第2部ではJFWO事務局長古茂田も参加し、24 AWのRakuten FWTキービジュアルにAIを取り入れた経緯や、制作過程、課題などの話を交えながら、今後ファッション業界がAIに期待することなどのトークが行われました。
登壇者(50音順)
上田徹 (株式会社OpenFashion代表取締役 / CEO)
古茂田博 (一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構(JFWO)事務局長)
砂押 貴久 (STEKKEY 代表取締役)
その他協力企業による活動
■ショーファーカー
ショーファーカー協力:ポルシェジャパン株式会社
ショーファーカー協力:BMW Japan
24 AWシーズンは、ショーファーカー提供を「ポルシェジャパン株式会社」、「BMW Japan」にご協力いただきました。国内外のジャーナリストやVIP を載せたショーファーカーが東京の街を巡回しました。
■スポンサー・協賛による来場者への提供
公式会場(渋谷ヒカリエ・表参道ヒルズ)にて、会期中、オフィシャルスポンサー旭酒造の「獺祭」や「新生炭酸水」を来場者に提供し、多くの方に楽しんでいただきました。
その他、同会場ではレッドブルやガイウォーターといったお飲み物、また、休みながら美しく“休息美容”を提案する花王の新ヘアケアブランド「melt(メルト)」のサンプル配布を実施しました。
「melt(メルト)」
「ガイウォーター」
「レッドブル」
「獺祭 新生炭酸水」
2024 A/Wシーズンは、通年テーマとなった「OPEN,FASHION WEEK」のもと、一般の方も参加できるイベントを多数開催し、だれもが楽しめるファッション・ウィークとして「TOKYOファッションの魅力」を伝えることが出来たと実感しました。次シーズン以降もこの活気をさらに盛り上げていきたいと思っています。
次回、「Rakuten Fashion Week TOKYO 2025 S/S」の開催は2024年9月2日(月)から9月7日(土)となります。引き続き、Rakuten Fashion Week TOKYO にご注目・ご協力のほどお願い申し上げます。
※一部を除き写真は©JFWOになります。
